堰堤(えんてい)・水源地


 水路跡を追跡しようと思いましたが、赤安沢の水路の脚部らしきものから先が不明だったのと根性がないので、川を堰き止めた地点を見に行く事にしました。 沢屋さんか登山関係のホームページで花崗岩で出来た、立派な堰堤(えんてい)があると知りましたので。 春先には、松平山の登山口に地図があったのに今は、赤安山の登山口に新しく出来た、掲示版と登山者カード入れの方に地図が移動されていたりして。 という事で40分程歩いて笹薮を抜けるとありましたが、妄想していたのと少しイメージがね・・・ 小ぶりな花崗岩で出来ていて余り大きくないじゃんと思いました、水音がやけに大きいよって、右手が崖のようです。 良く見ると下から花崗岩を積み上げて造られているようで、その頂点に辿り着いたって事のようです。
水が勢い良く落ちていましたが、そこは堰堤の上部が土石流で運ばれた巨岩の一撃を喰らって、破壊された部分であろうと思われます。 反対側の崖に当った巨岩が跳ね返って 砕いたのかも知れません。 川床は、長い年月で土砂が堆積して可也上昇した筈です。川床がもう少し低かったら被害はもっと甚大だったのではと妄想してます。 この花崗岩、近くの村から運び上げたのかな? それとも現場付近に石切場を造って加工したのかな・・・花崗岩はたっぷりとあるしね。
 明治の土木建築技術て凄いですね、下から見ると大きさが分かります、ダムって構造が分かりませんがあの天井がアーチ状の所から水がでてきたのかな? ほぼ百年此処に居たのね・・・新潟地震や羽越水害にも堪えたのですね。 コンクリート製ダムの耐用年数が気になるけど。新潟水電㈱・・・

ここかな?
着いたようです

高いよ 落ちたら ただじゃすまないね
右は崖のようです 水が勢い良く落ちていきます

水が流れていく
水が流れている所は破壊された個所のようです

機能性と職人業の合作?
角を取って丸く加工 コンクリートで着けたのかな?

表面はコンクリートでコーティング?
画面奥の方から来ました

今は、滝状態
左岸の側面 ここも石積

下から見たい・・・
下の方から積上げたみたい 気になる・・・という事で

おぉ・・・出水路?が2個
見上げると一部表面が削り取られたみたい
巨岩が岩肌に当たりその跳ね返りで
壊れた事もあったと思われます

出水路?の天井がまろい 導水管用に下もまろい?
ここから水が出てきたのかな? アーチがいい!!!

よくぞ耐えた 感動した (`・ω・´)
明治の土木建築・素材が良いから長持ちします