水路跡? 大荒川上流発電所 関連

1:水路跡? 大荒川上流発電所 関連  2:堰堤・水源地

 五頭山塊、赤安山からの下山中に気になるものがあったので、そちらに進んでみました・・・ 最初は、ネコ流しの跡かなと思ったのですが、結構何処までも続いていたので、浅い水路? まさか戊辰戦争の為の土塁?廃道?でもどう考えても、水路が埋まった跡にしか見えないです。沢筋では完全に崩壊しているのですが。 途中に石垣が積んであるのを見付けました、石垣=城跡?という単純な発想しかないのですが・・・ なんなの? 更に進むと小さな切通し状態、で行き成り崖。この先は歩けないです。こんな所にも廃タイヤが捨ててあったりして。 昔のアンカー?が岩に打ち付けてあったりして、水路?の先が無いです ?_? かわいいマムシさんが居ただけでした。 家に帰って、昔の地図を見てみたら、どうやら水力発電所の水路のようでした。
郷土史等で調べたら、青少年自然の家の上流200m位の場所に、新潟水電㈱の発電所があったようです、 明治42年:1909年、大荒川上流発電所:5月15日送電開始、明治45年、大荒川下流発電所運用開始だそうです。 へぇ〜導管が写っている絵葉書もあるんだ。笹神村史. 通史編の写真もいいね♪ 地図に記載されているのは、大荒川上流発電所だよね。昭和9年:1934年に廃止されたそうです。 この付近では、昭和41年:1966年の7.17水害と翌年の昭和42年:1967年の8.28水害(羽越水害)があり8.28水害では土石流が発生し川の様相が大きく変わったらしいよ。 あの川、大荒川って云うんだ2006年に知りました。

城跡?
沢の向こうに、石垣が出現

足場がわるい・・・
石垣でないと駄目だったのですか?

先がないみたい
切通しの雰囲気

高いよ・・・
いきなり開けました 高いんです 進めません
なぜなら 高所恐怖症だからです・・・

アンカー?
昔のアンカーですか? 何故2個並んでいるの?

何故こんな所にコンクリートの残骸が・・・
崖の先の赤安沢を覗いてみました コンクリートの残骸

水を一部流す堰の形状
コンクリートの土台? 堰かもしれません

立っているのは一本しかない
何かの脚部 水路の柱でしょうか?

橋脚の右側に堰の痕跡
沢の上流から 見るとこんな感じ


「出湯」大正3年5月30日発行
大日本帝國陸地測量部 発行の1/25,000地形図 「出湯」
大正3年5月30日発行
国土地理院所蔵を使用いたしました〜♪
家には、この地図しかなかったので・・・

水路??

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