絵と文・金丸小学校3、4年生(平成7年度)
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昭和35年、新野重太郎さんをリーダーに工事を開始しま した。 新野重太郎さんは、今の「ちゃや」のなくなったおじいさ んです。
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用水路と新しい田をせっけいしたのは、金丸出身で役場に つとめ ていた熊谷吉一さんです。
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田んぼは、以前くり林だったところを畑にしていた「共同 耕作地というところに作りました。 木を切ったり、木の根をぬいたり、石をとったり、とても たいへんです。
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昔は、今のようないい機械がありませんでした。 でも、ブルドーザーが1台だけありました。 それは、アメリカ軍からやすくもらった古いものでした。
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そのころは、モッコ、トーガ、三本クワ、スコップ、ツル ハシを使っていました。 機械の力をかりないで、自分の力でやりました。
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2、3年して一りん車やリヤカーが、やっとはいりました。 一りん車とリヤカーで重い物も楽に運べるようになりまし た。 男の人は、一りん車を一生けん命おしました。 休むとびんぼうになるので、休まないでやるのです。
紙芝居「金丸開田の歴史」物語パート3(No.12〜17)へつづく |