キジは、日本にだけしかいない鳥、つまり日本の固有種(こゆうしゅ)です。 しかも、大昔から日本の人々に親(した)しまれてきました。 だから、日本の国鳥(こくちょう)とされています。 金丸小学校では、そのキジを育てることにしました。 おや鳥のたまごから育った子キジを、金丸の野山にはなそうと考えています。 学校のまわりが、キジの里になればいいなと子どもたちも楽しみにしています。
5月のはじめ 地域(ちいき)の人たちが ざいりょうをあつめて 小屋(こや)をたててくれました。。 がんじょうで、りっぱな 「キジの家(いえ)」が かんせいしました。
5月17日 キジをたくさん飼(か)っている 早坂(はやさか)さんがキジを4羽 学校につれてきて下さいました。 この日から、キジを飼うことになりました。
キジ委員会もできて、名前も決まりました。 全校で、「キジをむかえる会」を行いました。 早坂さんから、キジの世話(せわ)のしかたに ついて教えていただきました。 もちろん、保健所の承認もいただきました。
キジの名前は オスがハロウ メスはキン、ギン、ドウ 4羽とも、さっそく小屋の中の 杉のえだで作った巣(す)にもぐりこんで さっぱりすがたを見せません。 人に見られるのをきらう鳥なのです。