持倉鉱山 虚空蔵坑 (古久蔵坑:こくぞうこう)


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 2007年5月 虚空蔵坑を見てきました、先月、水上、掛居坑を目指し途中で撤退した付近でハンマーを紛失していた と思われます・・・ ハンマーは偉大です 急遽 代替品で割りたい石を叩いたけれどもうまくに割れませんでした。雪渓で 滑落した時にピッケル代わりハンマーを使って助かった事もあったのに。柄が赤茶色のです。
 虚空蔵坑は、古久蔵とも表記され葎沢鉱山に属し大正元年(1912年)から亜鉛の採掘が開始されたそ うです、焼釜の跡があるんですけどね、以前は銅なんかを採掘していたのかもしれませんね狸掘りの跡が 多いんです。今はニホンカモシカさんの聖域になっているようです。寛ぎの所を、追い出してしまったよ うです。こっちを、見ているや・・怒っているのかな?鳴いているよ、威嚇ですかね? 二度と来ないと 思いますので許してね。それにしても、此処へ来る道が分からないや・・・探す気力がないんですが。 そういえば亜鉛鉱も落ちていました・・・
 ここが賑やかだった時代は、木々も今程大きくなかった筈、どんな風景を目にしていたんだろう、持倉 鉱山の時代なら精錬所の煙が見えて、架空索道の音も聞こえていたのかな。
 本鉱山は小出淳太さんが明治39年(1906年)の葎澤の試掘に始まり大正元年(1912年)より、虚空蔵 に採掘を移動し一日約110kgの亜鉛を産出していたとかね。その後、亜鉛電気製錬㈱の鉱区となり大正 5年(1916年)には持倉鉱山合資会社の所有になったみたいです。

北側から来ました
一番北側の坑口

分かり難い写真
焼釜の跡なんですが・・・

住み心地が良さそうでした
ニホンカモシカさんの家になっているようです

毛変わりの時期?
ニホンカモシカさんの毛です

クマの冬眠用だったりして・・・
此処も巣によさそうです

昼間出てブヨを食べて欲しい
コウモリさんが飛んでいたりして

鮮やかでした
銅が析出・・・ 少し頂きましたが

深いのは無いようですが
竪坑だらけかと思ったけど・・・

向こうが見えました
スキマが

一番低い所の坑口
かなり古そうです



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